【30秒でわかる本記事のまとめ】
TMRってどんな会社なの?代表はどんな人なの? よかったらこちらも参照ください
「うちもAIとHubSpotを連携させているんですよ」という声、最近よく耳にするようになりました。ただ、詳しく聞いてみると中身は、商談メモをAIに話しかけるとコンタクトや取引が自動登録される、とか、先月のメルマガの開封率をグラフにしてもらう、といった話がほとんどです。
もちろんそれ自体、以前の「画面をいくつも行き来して手入力する」時代に比べれば、劇的な進化です。以前このブログでも、HubSpotの複雑な画面を開かずにチャットで操作する方法をご紹介しました。
でも実はこの数ヶ月で、その連携がもう一段階先に進んでいたのをご存知でしょうか。
❌ HubSpot×Claude連携でできること(これまで)
便利ではあるのですが、よく見ると「HubSpotに"すでにあるデータ"を、入力するか、引っ張り出して見せるか」の範囲を出ていません。肝心のコンテンツそのもの——メルマガ本文やブログ記事、ランディングページ——は、結局どこか別の場所(ドキュメントやAIのアーティファクト)で作って、それを改めてHubSpotに貼り付ける、という一手間が必ず残っていました。
AIの進化のスピードは本当に早いもので、この手のアップデートは一度にドンと来るというより、次々と機能が実装されていくのが実情です。今回ご紹介する内容も、どうやら2026年7月頃から順を追ってHubSpot側に実装されてきたもののようです。
実は僕自身、この動きにリアルタイムで気づけていたわけではありません。2026年9月に入ってHubSpotから届いた案内メールでこのアップデートのことを知り、「へえ、ここまでできるようになったのか」と、早速自分のポータルで試してみました。(このブログもClaudeが下書きを自動制作し、僕自身が修正して作っています)
現時点で確認できている範囲では、Claudeから直接、以下のようなことができるようになっています。
ちなみに、ブログ記事の下書きをClaudeから作成すること自体は、実は以前からできていたようです。今回のアップデートで広がったのは、どちらかというと「キャンペーンに紐付いていない単独のページ・記事」についても実績データが取れるようになった、という分析面の拡張のようです。
この分野はアップデートのペースが早く、僕自身も「いつ・何が追加されたか」を正確に追い切れているわけではありません。詳しく・正確に確認したい方は、HubSpotナレッジベースや製品情報ページ、およびClaude公式のHubSpotコネクタページをあわせてご確認ください。
HubSpotには「Breeze」というAIが組み込まれています。SEOの改善提案をしてくれたり、コンテンツを自動で作ってくれたりする「Content Agent」も、実はかなり以前から存在していました。ただしこの機能、多くはContent HubのProfessionalプラン以上(年間200万円以上)でないと使えません。従業員1〜20名の小規模事業者にとって、この価格帯はなかなか現実的ではないでしょう。
今回お伝えしたいのは、まさにここです。HubSpotのStarterプラン(年間数万円程度)のまま、Claudeと組み合わせるだけで、Professionalプランの「コンテンツ制作」「SEO・AIO対策」に近い働き方が手に入るようになった、ということ。デジヒロが以前からお伝えしている「Professionalプランの機能を、Starterプラン+AIで代替する」という考え方が、今回のアップデートでさらに現実味を帯びてきた形です。
これまで、デジヒロのコンテンツ制作は「Gemini(企画・下書き担当)→Googleドキュメント(引継書)→Claude(コンテンツ仕上げ・HubSpotへコピペ)」という流れでおこなってきました。
この考え方自体は今も有効ですが、今回のアップデートによって、Claude単体でも「翌月のプロモーションを企画する」→「関連するブログ記事を書く」→「ウェビナーのランディングページを作る」→「告知メルマガの下書きを作る」という一連の流れを、ひとつの会話の中でまとめて進められるようになっています。
それだけでなく、既存ブログのSEO・AIO対策(既存記事の修正)も自動化できるようになりました。僕は週次でブログのアクセス状況を分析。検索順位やブログアクセスの変化から改善すべき点をClaudeが提案します。僕は提案の中から実装すべき点を選び、Claudeに記事修正を指示します。
SEO・AIO対策は見出しや内部リンクの修正など小さな改善の積み重ね。ひとつひとつの作業は小さくても、定期的に行うのは手間がかかります。この手間が自動化されたのはありがたいですね。
まだ細かい作業レベルの自動化であってプロモーションの完全自律というところまではできていません。とはいえ僕自身が判断に加わるためにも、今くらいの自動化が「ちょうどいい」かな?とも思っています。
コンタクトの自動登録や実績データの分析は、それだけでも十分価値のある使い方です。今回そこから一歩進んで「コンテンツそのものの下書きまで任せる」ことがClaudeと連携することでできるようになりました。
HubSpot Starterプランは低価格で基本機能は充実していましたが、自動化やAI活用が限られていました。結果として手作業が多くなっていたのですがClaude連携で「企画」→「制作」→「分析」→「修正」というPDCAも自動化できるようになったのです。
Professionalプランに上げなくても、ここまでできる!小規模事業者でもCRM活用と自動化が手の届くものになっています。
御社は今、HubSpotとAIの連携を「入力・分析」の道具として使っていますか? それとも「制作」の道具として使い始めていますか?
※本記事は2026年9月13日時点の情報にもとづいています。AI・SaaS双方のアップデートが早いテーマのため、HubSpotおよびAnthropic(Claude)の仕様は今後も変更される可能性があります。最新情報は各社公式ページをご確認ください。
「HubSpotは入れたものの、結局ExcelとWordで作った原稿をコピペしているだけ」「AIを使いこなせている実感がない」——そんな声を、地方の小規模事業者様からよくお聞きします。
「うちの規模でここまでやる必要があるのだろうか」
「HubSpotとAIを連携させると言っても、何から手をつければいいのかわからない」
そんなお悩みがあれば、ぜひご相談ください。合同会社TMRが、小規模事業者の業務フローに合わせた、HubSpot×AI活用の最適な導入・伴走支援をご提案します。