2023年9月から月1回で週刊BCN+Rに八ヶ岳移住生活について連載しています。第3回となる11月は八ヶ岳移住の不安Top3について紹介しています。TMRは八ヶ岳移住セミナーを定期的に開催していますが、毎回よく聞かれる質問です。
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今回の記事ではTMRが開催する八ヶ岳移住セミナーでよく聞かれる不安Top3について答えています(記事のリンクはこちらです)。参加者からの質問はさまざまですが毎回共通して聞かれることがあります。それがこのTop3です。
この3つはいずれも事前に調査・体験をしておけば不安解消できるものです。移住者の中には環境に一目ぼれして即決しました、という人もいるのですが、やはり失敗しない移住のためには事前に調査・体験しておく方が安心です。(ただしあまり頭で考えすぎでも動き出せないので時には思いきった決断も重要なんですけどね)
特に八ヶ岳の冬の寒さを知るには体験するのが一番です。というのも寒さはちょっと暮らす場所が変わるだけで全然違うからです。一般に中央本線の駅周辺市街地は標高約800m程度。一方で別荘地の多くは標高1200m程度です。これだけ標高が違えば当然気温も異なります。
またエリアによって雪が降りやすいところ、雪は少ないが乾燥して寒いところ、など特徴があります。どのエリアで暮らしたいか?候補が見つかったら、あえて冬見学に行くことをお勧めします。中古物件の内見なども冬に行えばその寒さがわかるでしょう。(人がずっといない空き家と人が暮らしている状態ではもちろん寒さも違いますけどね)
一方調査が重要なのが学校選びです。山梨県と長野県では学区が違いますから特に高校選びは事前の調査が重要です。小中学校はいずれの地域を選んでもそんなに違いはないと思います。今は子供が減っているのでいずれのエリアも通学バスを利用するのが一般的です。通学バスの路線から外れていると通学が大変になるので路線はあらかじめ調べておくといいでしょう。
地域の人間関係も体験するのが一番です。目指すライフスタイルによっても異なりますし、地域によっても異なります。たまたまお隣さんが気難しい人だったりするかもしれませんし、その逆もあり得ます。ただ、一般論として特徴を理解しておくといいでしょう。
一般的に古くからある市街地や集落では地域の人間関係は濃厚です。地域のお祭りもありますし、季節によっては草刈りなどの地域活動もあります。ご近所さんとも距離が近い人間関係となるでしょう。
一方で都市部のようなライトな人間関係を望む人には少し濃厚に感じるかもしれません。そのような人は管理別荘地やリゾートマンションなどの選択肢も考えてみましょう。自治会費より割高な管理費が必要ですが周囲の住民との関係はライトなものになります。
これはどちらがいい・悪いというものではなく望むライフスタイルの問題なので自分の目指す暮らしの優先順位を考えてみましょう。
いかがですか?今回は八ヶ岳暮らしの不安Top3についてお話ししました。あなたの不安はまた異なるものかもしれませんね。でもいずれにせよ移住の前に不安要素は体験して確認しておくといいですよ。
TMRでは定期的に移住セミナーを開催しています。ブログ・ヤツナビや八ヶ岳交流プログラム・ヤツクルに登録することでこれら移住に関する情報を入手することができます。八ヶ岳暮らしを希望している方はぜひこれらも活用してください。