10月10日(火)7pmから、立川にあるスタートアップハブTAMAでミドル世代向けの起業セミナー「起業・複業を考える際に押さえておきたい3つのステップ」を開催しました。これは東京都主催のTOKYO創業ステーションという制度で主にミドル世代向けの起業に関するマインドセットの話をしてほしい、という依頼で始まったものです。
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今回のセミナーは9月中旬に企画が始まったので集客期間は3週間ありませんでした。それだけに、そこまでの集客は期待していなかったのですが。さすがは東京都主催。あっという間に申込みが入り、130名を超える登録となりました。それだけ起業・複業への関心が高まっているということなのでしょう。
当日は参加者の質問に答える時間も設定。起業・複業を考え、そして悩んでいることへ少しでもヒントになればいいな、と思います。参加者の熱量も強くミドル世代の働き方も大きく変わっていくかもしれない。そんな熱い思いを感じたセミナーでした。
今回は立川にある東京都運営のコワーキングスペース「スタートアップハブTAMA」から配信。現地参加も募集していますが平日夜ということもあり多くの人はオンラインでの参加でした。今回は主催者から、具体的なハウツーの前に必要なマインドセットを中心に話してほしい、と伝えられていたので主に起業コーチングで用いるマインドセットについて概要を話しました。アジェンダはこんな感じです。
おかげさまでセミナーは大変好評。回答者の96.6%から満足、そして、悩みが解決した、と評価いただきました。今回は東京都主催のため参加者の個人リストは登壇者には共有されません(さすが個人情報管理がちゃんとしていますね)。匿名化された属性情報だけ共有してもらったのですが、それでもミドル世代が起業・複業で考えることが感じ取れました。
登録者は男性の方がやや多いものの、女性も4割を超すのはちょっと意外でした。実際立川現地で参加いただいた女性の話も伺い、起業志向を持つ女性が思っていたよりも多いことに気づきました。
一方で起業準備段階や起業のプランは想定通り。今回のセミナーは起業前のマインドセットについて話しているので、準備中の層が多いだろうと思っていました。
起業したい業種ではコンサルティング業が最多。自分の経験をマネタイズしたい人が多いのかもしれませんね。ヘルスケア・福祉業界ではいわゆるサロンやデイサービスの需要も高いので希望している人が多いのもうなづけます。
今回参加いただいた方の多くがミドル世代。この世代がこれからも1つの会社に依存する働き方が恵まれたものであるとは思えません。昇給・昇進や経験の機会も限られるでしょう。それだけでなくいつ、自分の意思と異なる処遇(異動やリストラ)になるかもわかりません。給与以外にも収入源を作っておくことは経済面でもモチベーション(働きがい)でも有効だと思います。
今回のセミナーで「起業も複業もやろうとしている人の1/3しか実際には始めない」というデータも示しました。今回参加いただいた人たちの中でも2/3はいつの間にかうやむやになってしまうかもしれません。でも起業・複業を考えるならスモールステップでいいから最初の一歩を踏み出してほしいと思います。
僕が急遽セミナー登壇することになったのも、元はと言えばコワーキングスペースでの交流から始まったものです。立川のスタートアップハブTAMAは僕もよく利用しているのですが、そこでセミナー担当者の方と雑談したのがきっかけです。実は今、起業支援のコンテンツを作っていてセミナー開催もやってるんです、と話したところ、「それ正に今やろうとしていた企画だから、ちょっと登壇して」という流れになりました。
コワーキングスペースにはいろいろな仕事を抱えている人が集まっています。もしかするとあなたのスキル・商材を正に今求めている人もいるかもしれません。あなたがちょっと一歩踏み出すことで新しいビジネスが生まれるかもしれません。
TMRはあなたの起業・複業という夢を実現するためのコーチングを提供しています。マインドセットだけでなく具体的な事業計画に関する伴走も可能です。もしもあなたが自分の本質と合致した、ブレない事業を作りたいなら、TMRと一緒に始めてみましょう。
TMRでは田舎でのんびり起業を目指す人を応援するコミュニティプログラム「ヤツビジ」を提供しています。詳しくはこちらを参照ください。