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Google WorkspaceのGeminiが使われない3つの理由と、今日から変える方法

【30秒でわかる本記事のまとめ】

  • 現状の課題: Google WorkspaceにGeminiが搭載されたのに、「結局あまり使っていない」という事業者が多い。
  • 原因: Geminiを「チャットで質問するもの」としか認識していないため、業務との接点が見えていない。
  • 解決策: AI活用度が高い人は「データの置き場所」「業務の型」「頼み方」の3点が整っている。
  • 結論: GeminiはGWSの中に既にいる。あとは「使う側の準備」ができているかどうかだけ。
TMRってどんな会社なの?代表はどんな人なの? → よかったらこちらも参照ください

はじめに:「使えるようになった」と「使っている」は、別の話

「Google WorkspaceにGeminiが使えるようになりました!」

そんなアナウンスをして、社内で少し盛り上がった。でも3ヶ月後、気づけば誰もGeminiの話をしなくなっている——。

心当たりがある方、実は多いのではないでしょうか。

ツールが「使える状態」になることと、日常業務で「本当に使われる」ことの間には、思った以上に大きなギャップがあります。そしてそのギャップを生む原因は、Gemini側にあるのではなく、使う側の「準備」が整っているかどうかにあります。

今回は、同じGoogle WorkspaceユーザーでもAI活用度に大きな差が生まれる理由を、3つの視点で整理してみます。

 

 

差がつく理由:①「データの置き場所」が整っているか

Geminiに「先月の売上をまとめて」と頼んでも、データがローカルのExcelに入っていたら何もできません。GeminiはGoogleドライブ上のファイルやGmailのメール、Googleカレンダーの予定にアクセスできますが、クラウドに上がっていない情報は存在しないのと同じです。

AI活用度が高い事業者は、日常業務のデータが自然とGWS上に蓄積される仕組みを持っています。会議の議事録はGoogleドキュメント、顧客とのやり取りはGmail、スケジュールはGoogleカレンダー。この「当たり前」が整っているだけで、Geminiへの依頼精度は段違いに上がります。

❌️ やってはいけないパターン:「重要なファイルはとりあえずデスクトップに保存」「議事録はWordで作ってメール添付」

✅️ AI活用度が高い人のパターン:「ドキュメント類はすべてGoogleドライブに集約」「メモはGoogleドキュメントに残す習慣がある」

僕はメインPCがChromebook Plusなのでローカルファイルはほぼありません。Googleドライブに保存しておけば検索も簡単だし、GeminiやNotebookLMへの追加も簡単。あとで置き場所(パス)を変えてもそのまま参照してくれます。

まずはローカルに保存する癖をなくすのが最初の一歩です。

差がつく理由:②「業務の型」があるか

Geminiは優秀ですが、「何をするか」を決めるのは人間の側です。毎回ゼロから「今日Geminiに何を頼もうか」と考えていると、結局使わないまま1日が終わります。

AI活用度が高い人は、曜日や業務のタイミングとGeminiの使い方をセットで決めています。たとえば「月曜朝はGeminiに今週のメール要約を依頼する」「提案書を書く前にGeminiで構成案を出させる」といった具合です。

習慣化できれば、Geminiは「使おうと思うツール」ではなく「気づいたら使っているツール」に変わります。

❌️ やってはいけないパターン:「便利そうなときだけ試してみる」「何か困ったときだけGeminiを開く」

✅️ AI活用度が高い人のパターン:「この業務ではまずGeminiに叩き台を作らせる」という型がある

僕はGeminiの予約アクション機能を使って、毎朝仕事関連のニュースまとめを作らせています。僕専用の新聞が届くようなものですね。同時にニュースから「今日の一面記事」を選ばせ、解説と事業への活用アイデアを提案させています。

今は複数のAIを使っている人も多いでしょう。「Geminiを使うのはコレ」「この業務はClaude」といった仕事の「型」を作ると活用が進みます。僕の場合はGoogle Workspace内の処理(メール要約やスケジュール調整、ドライブの整理など)はGemini。HubSpotやSlackなど他のSaaSとの仕事はClaudeにまかせています。

差がつく理由:③「頼み方」が具体的か

「ブログを書いて」と「中小企業の経営者向けに、HubSpotのタスク機能の使い方を800字で書いて。導入部は読者の悩みから入ること」では、Geminiのアウトプットの質が全く変わります。

漠然とした指示に対して、AIは漠然とした回答を返します。これはGeminiが悪いのではなく、人間側の指示が「仕様書」になっていないからです。

とはいえ、最初から完璧なプロンプトを書く必要はありません。「もう少し短く」「事例を1つ追加して」と対話しながら磨いていくことができます。大事なのは、最初の一投に「誰に向けて」「何のために」「どんな形式で」という3点を含めること。これだけでアウトプットの質は大きく変わります。

❌️ やってはいけないパターン:「〇〇について教えて」「〇〇を作って」と一言だけ投げる

✅️ AI活用度が高い人のパターン:「対象・目的・形式」の3点セットで依頼する

プロンプトや文脈共有でAIの回答は大きく変わります。僕は事業単位の文脈をNotebookLMに保存。それを特定のGemと連携させることで「特定事業のスペシャリスト」を作っています。文脈を理解しているので話が早い。

プロンプトも箇条書きで「こんなことをしたい。条件は〇〇と〇〇と...」と書いてGemini自身に作らせます。期待通りのアウトプットにならないときは「プロンプトをどう修正したらいい?」と聞いて、段階的に改善させています。

結論:Geminiはもう、あなたのGWSの中にいる

GeminiはGoogle Workspaceの中にすでに組み込まれています。追加費用なしで使えるプランも増え、「使えない理由」はほぼなくなりました。

あとは使う側の準備だけです。データをクラウドに集める、業務の型にGeminiを組み込む、頼み方を具体的にする。この3つを意識するだけで、「同じGoogle Workspaceユーザー」の中で、あなたのAI活用度は確実に変わります。

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