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HubSpot Starterがスモールビジネスに有効な3つの理由
TMRはマーケティングや営業活動などお客様との接点をすべてHubSpotで管理しています。また、自社での活用実績に基づき、主に中小企業向けにHubSpotを活用した営業DXコンサルティングを提供しています。ここではなぜHubSpotがスモールビジネスに有効なのか?その理由を紹介します。
TMRってどんな会社なの?代表はどんな人なの? → よかったらこちらも参照ください
1. マーケティング・営業など顧客接点を一元化できる
あなたはどのように顧客情報を管理していますか?Excelなどの表計算でリスト管理?でもそれは購入してくれた顧客のリストですよね。購入前の検討中見込み客も管理できていますか?以前提案したものの失注に終わった見込み客は?以前セミナーに参加したり対面打ち合わせで得た名刺情報はどう管理していますか?
複数のセミナーに参加した有望な見込み客を見つけて適切な提案することはできますか?それぞれ異なるExcelシートで管理しているとしたら、あなたは重要な見込み客を見落としているかもしれません。
1年前あなたのセミナーに参加してくれた人がそろそろ興味が高まっているかもしれません。以前は失注に終わった顧客が次は有望な見込み客になるかもしれません。バラバラにリストで管理するのではなく、顧客(見込み客)との接点を一元管理しましょう。
顧客との接点は購入前から始まっている
顧客との接点は購入前から始まっています。以前あなたの商品を購入していたり、セミナーに参加していたり。以前は失注に終わった顧客も次の機会では購入してくれるかもしれません。でもどうやってそれを知ることができるのでしょうか?
HubSpotは統合CRM。マーケティング・営業・サポートと立場が異なる顧客との接点を一元管理することができます。顧客登録した人の行動履歴も簡単に確認することができます。
1年前にセミナーに参加した人が今月ホームページの商品紹介ページを何回もアクセスしていたら、どうでしょう?おそらく今あなたの商品に興味を持っているはずですよね。顧客(見込み客)の情報を一元管理することで興味が高まっている見込み客へ効果的にアプローチすることができます。
2. ホームページを「看板」から営業ツールに進化させることができる
個人事業主であれひとり法人であれ、今やスモールビジネスでもホームページは必須です。顧客はまず自分から情報を探し、比較してから購入に至ります。
つまりホームページはあなたに代わって顧客教育などの営業活動を行ってくれるツールなのです。ですが多くの企業ではホームページは単なる「看板」に留まっています。会社情報や取扱い商品など最小限の情報しか掲載されていないホームページは単なる「看板」です。
顧客事例や動画、ホワイトペーパーなどのコンテンツを充実させましょう。見込み客は一方的な売込みは求めていません。自ら情報を集め、気になったものへ自らコンタクトすることを望んでいます。認知・検討・意思決定の各々段階で見込み客が望んでいる情報を提供することでホームページは看板から営業に変わるのです。
⚫︎HubSpotを活用した営業・マーケティングの自動化事例も参考にしてください(VistaNet株式会社様の事例)
HubSpotでは簡単にホームページを作ることができる
あなたのホームページは何で作っていますか?WordPress、WIXなどを利用する人が多いのではないでしょうか?これら簡単にホームページを作成するツールのことをCMS(Contents Management System; コンテンツ管理システム)といいます。
実はHubSpotにもCMSの機能があります。まずはサイト全体の見栄えを決める「テーマ」を選びます。次に各ページに相応しい「テンプレート」を選びます。簡単なホームページならばこれだけで作ることができます。HubSpotはWordPressやWIXと比較してもむしろ簡単に使えるCMSと言えるでしょう。
- 全ページ上部、下部に会社ロゴ、ナビゲーションメニューなど共通デザイン(グローバルエリア)を設定可能
- モジュールと呼ばれるパーツを利用して動画埋込や演出のある画像など動きのあるページを簡単に作成可能
- ランディングページやブログページなど一般Webページ以外のページ向けテンプレートも準備されている
- テーマやモジュールをマーケットプレイスから入手し機能追加が可能(無料・有料がある)
もちろん独自ドメイン(xxxx.jpやxxxx.comなど)を利用したり、標準のテンプレートからカスタマイズしたページを作ることも可能です。TMRのホームページもHubSpot CMSで作成しています。
ホームページから集客する機能が豊富に備わっている
HubSpotの本質はCRM。WordPressなどのCMSと違い顧客管理や集客の機能が充実しています。
コンタクト情報(メールアドレス)を登録した顧客はその後メール(開封、リンクのクリックなど)やホームページへのアクセス(特定ページへのアクセス)などの履歴が保存され、あなたの会社との関係が全て一元管理できるようになります。
ホームページを活用した集客の基本はフォームです。ランディングページにセミナー申込みやメルマガ登録などのフォームを設置し、そこへメールアドレスを登録してもらうことで顧客としてコンタクト情報が保存されます。
HubSpotではこのフォーム登録へ誘導する集客機能が豊富に備わっているんです。
- CTAを利用してページ内でポップアップなどでランディングページやフォーム登録へ誘導可能
- Google検索広告やSNS広告と連動してランディングページやフォーム登録へ誘導可能
CTAは特定条件(例:メルマガ登録者のみに表示)を満たす訪問者にだけ表示することも可能です。これらを活用することであなたのホームページにアクセスした顧客を効果的に集客へ繋げることができます。
3. ビジネスの拡大に合わせて拡張することができる
HubSpotの魅力はビジネスの規模に合わせてプランを選べることです。起業初期で資金に余裕がなければ無料版でも一部の機能を試すことができます。有料プランも一番エントリーのStarterプランならば年間約3万円から利用できるのでスモールビジネスでも十分利用できます。
HubSpotなら無料で使い始めることができる
HubSpotは無料でも使い始めることができます。無料版の場合、作成したコンテンツに「HubSpotで作成しています」という告知が表示されるほか、機能制限があります。
ですが簡単なフォーム作成や手動でのメルマガ配信なら無料版でも十分利用できます。コンタクトをリスト管理したり、取引(案件)のステータス管理したり、広告出稿の管理なども無料版でも使うことができます。CRMという概念を理解するには十分な機能と言えるでしょう。
起業初期は資金に余裕もなく、ITツールのコストも最小に抑えたいものです。まずは無料版から試してみるのもよいでしょう。
スモールビジネスならStarterプランがおすすめ
HubSpotをビジネスプラットホームとして利用できそうだ、という確信を得たら有料版にアップグレードしましょう。複数の料金プランがありますがひとり法人などのスモールビジネスではStarterプランがおすすめです。1000名までのマーケティングコンタクトを管理することができます。(マーケティング以外のコンタクトは1000名を超えても大丈夫です)
スモールビジネスではメルマガ購読者も数百名までが一般的でしょうからStarterプランでも十分だと思います。費用も年間約3万円程度なのでそこまで負担にもならないでしょう。(機能と価格を比較するとお買い得な製品だと思います)
Starterプランにアップグレードすることで作成したコンテンツから「HubSpotで作成しています」の表示を消すことができます。法人の公式ページなどではこの表示を消す意味でもStarterプランを選択すると見栄えがよくなります。
Starterプランではシンプルな自動化機能も使えるようになります。ステップメールのようにフォーム登録をした人にあらかじめ定めた日程でメールを送るようなことも自動化できます。これは例えばセミナー申込みをフォームで受け付けた場合、開催3日前や1日前にリマインドメールを送る、といった使い方ができます。
注意点:HubSpotはStarterとProfessionalで価格差が大きい
ただしStarterプランではIFなどの条件を用いた高度なワークフローは利用できません。例えばメルマガを配信し、1日以内に開封した人には次のステップを促し、開封しなかった人には開封を促すメールを送るといった場合には上位プランの契約が必要です。またナレッジベースやカスタマーポータル、メンバー専用サイト構築といったサポート機能もProfessional以上のプランでないと利用できません。
他にもナレッジベース、メンバー専用サイトも魅力的な機能ですがStarterプランでは利用できません。Professional以上のプラン契約が必要です。
HubSpotの弱点はStarterとProfessionalの価格差が大きいことです。Starterは年間約3万円とスモールビジネスでも利用しやすい価格帯なのですがProfessionalになると年間約200万円と一気に価格が上がるのです。
一般に企業のIT投資額は売上の約4%と言われています。企業運営には他にもITツールが必要になることを考えるとProfessionalは年商1億円以上の規模での利用が想定されます。スモールビジネスでは年商数百万〜数千万円が一般的ですからやはりStarterが妥当ということになります。年間数十万円で利用できる中間グレードがあると嬉しいんですけどね。
営業・マーケティングの自動化で少人数で効率的なビジネスを
中小企業(特に従業員20名以下)やひとり法人でもっとも貴重なリソースは人員です。そのなかでも製造や開発に関わらない営業・事務はできるだけ効率化したいものです。インバウンドマーケティングを活用することで営業とマーケティングを一体化させ、限られた人数でも効率的な営業活動が可能になります。
- 限られた営業リソースでホームページやメール、SNSを活用して効果的な営業モデルを作りたい
- ホームページを安価で短期間に構築したい。初めてホームページを作りたい
- ホームページを単なる情報提供の場ではなく営業や採用など問い合わせに活用したい
- 既存顧客へブログやメールマガジンを活用してリピート売上を創出したい
- 属人化している営業情報を全社で共有し、効果的な営業モデルを作りたい
TMRは中小企業やひとり法人こそ営業生産性を高めるDXが必要と考えています。上記でお困りの方はTMRへご相談ください!